パニック障害の症状
- 電車やバスなど逃げ場のない所は不安になる
- 人の多い場所で突然 激しい動悸や呼吸困難が起こる
- また発作が起こるかもと不安になる
- 一人では外出できない
- このままでは死んでしまうのではないかと不安な気持ちになる
パニック障害とは
パニック障害とは突然起こる動悸、発汗、頻脈、息苦しさ、胸の不快感、めまいといった身体の異常とともに「このままでは死んでしまうのではないか」というような強い不安感に襲われる病気です。
「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3大症状があります。
パニック発作は突然、恐怖や不安を感じ動悸、めまい、呼吸困難などの症状を伴います。
予期不安は、また発作が起きるのではないかと強い不安になります。
広場恐怖は、いつ起こるか分からない発作に備えて、助けを得られない状況や発作から逃げられない状況を避けるようになります。
自律神経との関わり
パニック障害に深く関わってくるのが自律神経です。
自律神経とは、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、身体が無意識に行っている呼吸や血液・リンパの循環、体温調節や内臓の働き等の活動をコントロールしている生理的な機能を管理しています。
パニック障害の方は、自律神経が乱れて交感神経が慢性的に働き過ぎの状態になる方です。
しかし同じように自律神経が乱れてもパニック障害になる方、パニック障害以外の症状になる方がいます。
パニック障害になる方は、パニック障害になる目的があるからです。
例えば、パニック障害で外出できなければ周囲が世話をやいてくれる。
部活の試合があっても、腹痛を起こせば試合でミスしたとしても腹痛のせいと言い訳ができる。
こういった目的が潜んでいることが多いのです。
ストレスを引き起こす要因
① 外的要因
気候(暑さ、寒さ、湿気‥)、環境の変化(食品添加物、化学肥料、農薬、抗菌グッズ、薬)、病気やケガ
② 内的要因
感情の変化(怒り、悲しみ、恐怖‥)、精神的ストレス(悩み、不安、仕事関係、人間関係、家庭関係、失恋‥)、内臓の疲れ、遺伝的要因
③ 生活習慣
姿勢の悪さ、働き過ぎ、食生活の乱れ、夜更かし、運動不足や運動のし過ぎ、ダイエット‥
現代の日本人は、約3人に1人が睡眠に何らかの問題を抱えており、自律神経のバランスが乱れている状態だといわれています。
ストレス社会といわれている現代では、自律神経への影響を完全になくすことはなかなか難しいことです。
ですが、毎日の生活を送る上での少しの工夫や整体によるアプローチで、自律神経のバランスや感じ方を変えることは可能です。
あなたのパニック障害を改善させるため当院では
☆ 関節・筋肉・頭蓋骨・内臓など形のあるものの調整(ハード面)
☆ 気・経絡・意識・ストレスなど形のないものの調整(ソフト面)
の両方から調整して自律神経の乱れを修正して身体が多少の問題なら自分で解決できる状態に戻していきます。そして
☆ あなたの身体に合ったセルフケア、生活習慣もアドバイスしていきます。