あなたの不調はもしかして婦人科系の症状の一つではありませんか?
当院に治療に来られる患者さんの多くも、肩こり、頭痛、の症状を訴え来院され、診察すると根本原因は婦人科系疾患だったという方がたくさんいらっしゃいます。
その多くは、「更年期障害」「PMS」と言われるものです。それぞれの要因と症状についてみていきましょう。
更年期障害って?
45歳以降の更年期世代のトラブルがどのような仕組みで起きているかというと、
毎月の排卵で年齢とともに疲労してきた卵巣が脳(脳の視床下部)からの指示通りに動けなくなってしまうことによって起きてしまいます。
脳は卵巣が指令に応える元気がなくても「ホルモンを出してくれ」と指令を出し続けます。
しかし指令を出し続けても卵巣がそれに答えてくれなければ、次に脳は自律神経を使って全身に指令を伝えようとします。
自律神経は、身体に様々な作用を及ぼすことが出来ますが、女性ホルモンのような働きはできません。
これを続け無理をしすぎると自律神経が乱れて、それによって女性ホルモンが崩れ、更年期症状と言われる、多汗、のぼせ、イライラ、不安や心配などの症状を引き起こしてしまうのです。
PMSって?
月経前症候群と呼ばれ月経が始まる3~10日前から
ほとんどの女性が むくみやだるさ、イライラ、気分の落ち込み、動悸、めまい、頭痛、肩こり、腰痛など肉体的、精神的に不快な症状を感じます。
症状は月経が始まると同時に改善するのが特徴です。
症状の程度が凄く強い状態で日常生活に支障をきたします。軽度の場合は、生活習慣の改善などで症状が良くなることも多いですが、
重度の場合、月経前不快気分障害と呼ばれ精神疾患の一つとして考えられることもあります。
30代以降、徐々に卵巣機能も低下し、PMSが強くなる傾向にあります。
原因ははっきりとしていない所もありますが、ホルモンであるプロゲステロンの影響や神経伝達物質のセロトニンの影響が大きいようです。
― 婦人科系の症状でお悩みの方を元気にする3つのケア ―
★関節・内臓・自律神経のバランスを整えます
★自律神経と深く関係する首・頭蓋骨・骨盤の状態をケアします
★生活習慣(食生活、姿勢など)や自己治癒力を高めるセルフケアのアドバイスをします
当院の施術
当院は、身体を一つの気・エネルギー体とみなし、様々のアプローチ(クラニアル、内臓、関節、背骨、骨盤、経絡、チャクラ‥)を一人一人に合わせた対応をしていきます。
気・エネルギーとは、見えない血液のようなものです。
身体全体には水道管のようなパイプが張り巡らされ、気・エネルギーが循環しています。
水道管のどこかに詰まりがあると、水が流れない、溢れてくるなどの不具合が生じます。
身体も気・エネルギーが詰まることで様々な症状が現れると考えています。
気・エネルギーの詰まりは、関節の可動域の悪さに現れますので、全身の可動域を検査し、可動域を良くすることで、気・エネルギーの循環を整えていきます。
これによって関節・内臓・自律神経の3つのバランスを整え回復力(自然治癒力)を引き上げ、症状を改善させていきます。
また、良い状態をキープ出来るように、生活習慣やセルフケアなどにも力を入れていき、
再発しにくい身体を目指していきます。